Track by黒崎真音
朝日に触れたら最期でしょう それは脆く儚いものなのだとしたら.. さざめく波の音 静を蹴散らして 僅かな期待さえも 浚って 傾く地球(ほし)に何か 望んでみたとして うな垂れた絶望の色は 「消せない」 揺蕩う水面に映った 白い影がひとり 行き場なくした心 月は、揺れる 境界に沿って 変わらぬ平穏 願い 人は慣れていくのだろう 傾く地球(ほし)に何か 望んでみたとして 何事も無く緩やかに 「廻り出す」 不動の摂理に真は 蓋をされて眠る ひび割れていく心 月よ、満ちて