久しぶりに開いた アルバムの隅には 誇らしげに天仰ぐ自分の姿 大きな赤いランドセル背負って あれからずっと 守られてきたmy way 背も伸びたし 都会にも慣れたけど 変わらないのは 今も昔もただ うまく言えない 「ありがとう」 決して安らかに 時は流れたわけじゃないけど あなたにただいまと 胸を張って言えるように この桜が咲くころね また会いに行くから どこまでも続いてる 青い空見上げて ふと思い出すのは あなたの姿 散りゆく桜 桃色の風 そろそろ、そちらも満開ですか? いつまでもあると思った その笑顔は いつか別れの日が 来るとも知らずに 決して安らかに 時は流れたわけじゃないけど どんなわがままも あなたは優しく包んでくれた 最後まで言えなかった 『ありがとう』 眠れぬ夜は あなたが居てくれた 叱られて泣いた日も 今じゃ美しい良い思い出よ 決して安らかに 時は流れたわけじゃないけど あなたにただいまと 胸を張って言えるように 決して安らかに 時は流れたわけじゃないけど あなたに『ありがとう』と 胸を張って言えるように この桜が咲くころね また会いに行くから