歌をきかせたかった 愛を届けたかった 想いが伝えられなかった 僕が住むこの街を 君は何も知らない 僕がここにいる理由さえも もしあの時が 古いレンガの街並みに 染まることができて いたら君を離さなかった 冬の日差しを受ける 公園を横切って 毎日の生活が始まる 時が止まったままの 僕のこころを 二階建てのバスが 追い越してゆく 12月の星座が一番素敵だと 僕をドライブへと誘った 車のサンルーフから 星をよく眺めたね 君はよく歌っていたね もしあの歌を 君がまだ覚えていたら 遠い空を見つめ ハーモニー奏でておくれ 冬の日差しを受ける 公園を横切って 毎日の生活が始まる 時が止まったままの 僕のこころを 二階建てのバスが 追い越してゆく ≪♪≫ 歌をきかせたかった 愛を届けたかった 想いが伝えられなかった 枯葉舞う北風は きびしさを増すけれど 僕はここで生きていける