鵲

歌詞

もし世界の半分くらいを アタシにくれると言うのなら 忘れた記憶を 紡いで 切り刻んで 海に注ぐの その世界の半分くらいを 壊してくれると言うのなら 砕けたかけらを 揃えて 空に飾るの 今 願い事を話したら 鳥になって 飛び越えられそう 眠りにつく頃 浮かんだ言葉で 愛を綴れるならば 世界は変わるの 欲しいものはもう 見つけられないの? 世界を変える歌はお伽話なの? この世界に不可能な事は 無いって信じたカササギは 夜空に浮かんだ答えを 夜更かしで 眺めてるの でも世界に理不尽なことも あるって気づいたムクドリは なくした時間を 数えて 歳をとるの ただ願い事を叶えたら チリになって 消えてしまいそう なくした言葉が 絵本に溢れて 懐かしい歌声も 忘れかけている 欲しいものはもう 見つけられないの? 世界を変える歌はお伽話なの? だって この世界は霧の中 何も聞こえないみたいで だって 黄昏に照らされて もっと遠く もっと強く 歌い声が 響く 楽しかった日々を 交わした言葉を 思い出したすぐに 消えてしまいそう 欲しいものはもう 見つけられないの? 世界を変える歌はお伽話なの?