出逢いは三月 春 さりげなく静かで 特別になる予感もなく 始まっていった 目と目があう ほほえむ 横顔がやさしい 他愛ないこと 小さなことで 胸がふるえた なにも言葉をかわさずに つうじあえるまなざし この人だと思った みつめられて 私はただの小さな私になる もう誰も止められない 誰の目にもわかった 無防備な心は 迷いもなく駆けだした恋 二人だけの孤独 遠い道もこのまま行こう 嵐にふるえる時も 寄り添えば暖かい たった一人のあなたに もう出逢ってしまったから もう誰もじゃまできない はぐれては 生きられない