溶け落ちた夜の底で まだ鼓動が、微かに残っていた。 死んだはずの感情を そっと拾い上げたら、 痛みの形をした光を、抱いていた。 「もう一度、生きられる?」 問いかけた声は 誰のものでもなくて たしかに、私自身だった。 静かに息を吸い込む まだ震えてる胸の奥 昨日の傷を隠したまま それでも朝を待っていた 痛みでしか、 信じられなかった世界でも 希望だけは まだ消えていなかった Re:Birth ここから始まる 壊れたままの私で もう一度立ち上がる 暗闇の中で 拾った光を 胸に灯して 進んでいく これは、終わりじゃない。 これは、私の“最初”だ。 Re:Birth
