Track by石原裕次郎
むせび泣くよな 愛情だけで 生きて暮らせる 街はない 花にそむいて ゆくおれの つめたい孤独の 魂を 山が呼んでる 険しい山が いのち限りに 愛して燃えた 窓に夜明けの 別れ風 いくら激しく 泣かれても 連れては行けない おれ達の めざす穂高は 男の山だ おれが死んだら 墓標の前に 活けておくれよ 岩つつじ 若いふたりが ひとりづつ 踏みだす門出の 朝ぼらけ ひかる涙も 男の素顔