手と手重ねた丸い朝に エトセトラみたいに息を潜めた 目と目合わせて君の熱は ケセラセラと言って どっかへ どっかへ 散った ああ 何も言わないと言って ああ 何も言わないで あれから 何も音沙汰ないよ 冷めたら 何も感じないようになって つっかえたままの昨日 何通りあったの? あれから なんとなくまた思い出して ああ なんとなく忘れ去って ああ また熱あがった 目と目合わない君の残像 エクセルシオールで見かけた途端に 散った ああ 何か言わないとなって ああ 何も言わないの? あれから 何も面影ないよ 冷めたら 何も残んないような気がして 突っ立ったまま逃避行 戻れないどうせ 誰かが 何を叫んだとしたって 疲れたまま 開け放つブラインド 塞ぎ切れない 眩しすぎる感情音 ああ 何も言えないよ だって ああ 何も見えない