ねぇ、ごめんねは 言わないでよ 今更 戻れないんだから ねぇ、最後くらい 泣かないでよ 初めから 分かってたでしょう? 君の写真はまだ消せない 合鍵と時間返しに来てよ じめっとした春の終わりに よく似てる 君と散々泣いて キスをしあって くだらないことで 笑い合って 小さな部屋 眠れないや 約束ばかり 増えていって だんだん君が 見えなくなって メソメソしてちゃ 進めなくって あの日ついた 小さな嘘 気付かないフリ もう疲れちゃったなぁ ねぇ、ごめんねは 言わないでよ 今更 もうずるいよいつも ねぇ、最後くらい 名前で呼んでよ あぁ 嫌になる 君の匂いが まだ消えない ひとりじゃできない ことばっか 瞳の奥に しまい込んだ 空見てる 君と散々泣いて キスをしあって くだらないことが 愛しくって 小さな部屋 閉じこもった 約束はもう 絵空事さ 全然君が 分からないんだ ふらふらしてた あの頃さえも 好きになった 君のせいで 何となく 好きな世界だったな
