水面(みなも)に揺れる月 青白く溶けて 涙すらわすれた 夜に沈むように 一人きり 背中を風に押されては かすれた道しるべ たどる たとえこの願い 届かなくても 構わないよ 信じた何かのため傷つくなら 空高く翻る旗へ 僕たちの旅は続くだろう 誰も知らない答え探して どこまでも足あとを繋いでいこう 迷わぬように 砂ぼこり 乾いた街をすり抜けて 思い出す横顔 たわいない言葉 誰にも奪えない思い出はいつも 時が止まるような静けさ 人の面影は 愚かさと智慧 繰り返してばかり 奪い合う色 分け合う白 空高く響けよ歌声 僕たちは消えてしまうから もう一度 大地を踏みしめて いつかまた会えるまで 同じ灯火 絶やさぬように 巡り合う 奇跡 別れもそう 大切で 幸せも 涙も みんな 抱きしめたら 空高く翻る旗へ 僕たちの旅は続くだろう 誰も知らない答え探して どこまでも どこまでも 遠くへ 誇り高く翻るのは 僕たちを称える歌声 果てしなく伸びる道の先で いつかまた会えるから 同じ灯火 絶やさぬように