誰にも踏み込まれやしない 思考回路の中 理想郷に流し込んだ音 三点だけ鳴らして そっと深くしまい込んで 隠したあの頃持っていた 宝物みたいに 残響だけが後を追いかける 高い壁雲先を阻んで こぼれ落ちそうなそれを包んで そういう意味も傷も抱えて 全部繋ぎ足して 何を求めたのか 深く沈む思い描いた景色掴めなくて 堕ちて行くのまた淡々と暗き底へ 構えた先には小さな影一つ 鉛を詰め込み 理想郷になだれ込んだ現実 倍音が雑味を増して 寝付けない夜を加速させて そういう意味も傷も抱えて 全部繋ぎ足して 何を求めたのか 深く沈む思い描いた景色掴めなくて 堕ちて行くのまた淡々と暗き底へ ただ願ったどうか僕を消して 変革の情景 垂れる糸に君はしがみつき 同調を消して 揺れる景色思いだしていたのは 冷えた切っ先僕に深く そっと刺さり切って 君に怯えてたんだ そういう意味も傷も抱えて 全部繋ぎ足して 何を求めたのか 深く沈む思い描いた景色掴めなくて 堕ちて行くのまた淡々と暗き底へ