キミが飲んでいたコーラ 僕が取り上げて 一息に飲み干した あの時のこと キミは覚えてますか? 片影探して 逃げるように 走ったあの夏を ねえ? キミが揺らす団扇の風に 甘い夢を重ねた 浴衣の裾 濡らしてはしゃいだ 白波みたいにすべて 溶ければいい いらないよ いらないよ キミのいない夏なんて 誰のせい? 誰のせい? こんな想いさせないで いらないよ いらないよ キミのいない夏なんて 誰のせい? 誰のせい? こんな想いさせないで これ以上なにも 憎んだりしたくないんだ 自転車で駆け降りた 茜の坂道 背中に沁みた あの時の鼓動 キミは覚えてますか? 離れるの嫌で 遠回りを 繰り返したあの夏を ふたり遠く夜に探した 遠花火が揺れてた 約束ねと 交わした小指が 僕の胸 今も強く 締め付けるよ いらないよ いらないよ キミのいない夏なんて 誰のせい? 誰のせい? こんな想いさせないで これ以上なにも 憎んだりしたくないんだ 振り返ったって意味がない 眩しいあの日に戻れやしない どうして僕たち出会ったの? 夏の夢で終わりだなんて 嫌だよ いらないよ いらないよ キミのいない夏なんて 誰のせい? 誰のせい? こんな想いさせないで いらないよ いらないよ キミのいない夏なんて 誰のせい? 誰のせい? こんな想いさせないで これ以上なにも 憎んだりしたくないんだ