よれたシャツの袖を掴んで 「ありがとね」って言われたけど 僕はちょっと馬鹿だから それがさよならだって気付かなかっ た ♩ 夕方の空がやる気を無くした僕を これでもかってくらい惨めにさせた り 約束の言葉 意味もなく思い出して あなたのこと嘘つきにしてみたり ♩ 幸せやそれに似たもの なんであっという間に逃げてくの ♩ 「錆びた弦の音が好き」って わけわかんないことを言うから あえて僕は指の滑んない死んだギタ ーで いつも歌っていたんだよ ♩ 溶け出して遠くなっても 何もしないでいよう 曖昧な言葉なら上手に隠せるから 何も見えないふりをしよう ♩ 本当は泣いていたんだね 無理して笑っていたんだね ♩ よれたシャツの袖を掴んで 「ありがとね」って言われたけど 僕はちょっと馬鹿だから その涙にだって気付けなかった ♩ 声をもっと そばでずっと 聞けないなんて辛すぎるな 今はきっと言えるはずさ どうしようもないくらいに あなたが好きだって あなたたがいなきゃ駄目だって