なんか哀しいな ひとりのこの部屋は そっと目を閉じて あなたをおもった なんか冷たいな 夜に降る雨は ああうるさいな 僕に吹く風は 弱い言葉を2つ並べて どちらでもない方を僕は選ぶから 「まるで言葉は風船のように 軽くて嫌だな」 って思った時には遅くて 僕を悩ませる 言葉は風船のように フワリって飛んで行って どこかで萎むものだから まだ足りないな 思っていた頃に そっと吹いてきた 穴を埋める言葉 まだわからないな ここにいる理由が ただわかるのは 理由があることかな 丸い言葉を隅に隠して 四角いため息を 少し疲れたな… 「いつも言葉は風船のように 脆くて怖いな」 って思った時には遅くて 僕を狂わせる 言葉は風船のように パチリって割れちゃって 痛みを見せるのだから "もしも君がいないなら 私なんていらないよ"って 子供騙しの言葉は 僕には必要ないよ 時に 言葉は鋭い刃のように 痛くて嫌だなって 思った時には遅くて君を傷つける 言葉は風船のように 丸くて綺麗なんて思えることもある いつか 大事な誰かと出会って 歳取って丸くなって いつかの風船に 糸をそっと巻けたなら 僕らは風船に乗って フワリって飛んで行って 何かを照らすのだから 少しわかったよ ここにいる理由が