「もしかしたら」 「どうせ」 「たぶん」 「きっと」 そんな言葉で覆われていく空 「こうしていたら」 「あのとき伝えてたなら」 なんてね どこで落としてしまったんだろう? 少し眠ろう 眠るふりでもいいから 帰れない夜も 歩き続ければ 朝に出会うだろう 涙に洗われ 何度も何度も 朝に生まれる 街はゆっくり今日の支度を始めてる それぞれの朝へ もっとやさしくなりたい どうしたら嬉しい? なにひとつできそうにないなら 思い出す 大事にされてうれしかったこと 書き留めてなぞってみる 見えなくたって この夜のどこかにいるなら 帰れない夜も 歩き続ければ 朝に出会うだろう あの日書き留めた このノートが地図さ ページめくって ニュースを運ぶエンジンの音 近くなる Ah・・・ 帰れない夜も 歩き続ければ 朝に出会うだろう 涙に洗われ 何度も何度も朝に生まれる 時間はかかっても きっと永遠じゃないさ やがて慣れていく 愛したあなたがくれた寂しさも 愛せる日まで 街はゆっくり今日の支度を始めてる それぞれの朝へ