Track byNostola
ゆれる視線の先 流れた汗の味 のびる影の先には 静かに佇む何かの近道 白い壁に囲まれて香る木の匂い 瓦屋根の陰がつづく路地裏で 見かけたあの人白い手で 手招きしていた こちらを 落ちてた葉っぱを風が押し ちらりとそちらに目をやると いなくなっていたので きっと気のせいだと思い もと来た道を戻る途中 喉の渇きに気がつく いつのまにか日が暮れて 肌は冷えていく なぜここにいるのかを 忘れていたことに 路地裏で気がつく いつのまに いつからか