ちょっと旅に出ます さがさないでね 都会に疲れた心と身体 全部流して癒して くだらないと忘れて いつか見たきれいな場所へ むかし傷ついて苦しむ大なまずに 通りがかりのお姫さまは 手を差し伸べて…… うれしいの 指先が触れて 今はただ白磁のように なめらかで透き通った 日々をきみと居たい うれしいの きみの住む街を いつまでもまもりたいな そんなこと思ってたら 遣いとなったそうな まだわたし帰れない さがさないでね 見られたくないもの 誰でもあるの データも初期化したのに わたしのいない街が 浮かんで泣けてくるよな ひみつ知られちゃって 水中へ逃げ込んだ とよたまのお姫さまに もうあえずに 「寂しくて眠れない夜も 代わりにそばに居てくれた なめらかで透き通った たましいのきみと……」 うれしいの 住みなれた街を いつまでも残したいな そんなこと思ってたんだ いつもの帰り道