宛てもなく歩く街並みで 遠くに鳴り響くエチュード テールランプはそっと導いた 薄紅色染まる並木道 いつかは忘れちゃうかな? この気持ちもこんな思い出も きっと少し大人になるのかな? 胸の奥の痛みが消えたなら… ああ淡々と咲き出した 花はだんだんと枝伝って 満開はいつだって 目に焼き付ける隙も無くて 簡単に始まって 呆気なく終わった恋のようで 心を乱すの ここで散々咲く桜のように まだきっと終わってないんだよ そうだってまだ決めたくないんだよ どんな時も振り向かないメソッドは どこいっちゃったの…? 思い出せないんだよ そう淡々と咲き出した 花はだんだんと枝伝って 満開はいつだって 目に焼き付ける隙も無くて 簡単に始まって 呆気なく終わった恋のようで 心を乱すの ここで散々咲く桜のように 現(うつ)し世はらはら 切なさ宿る美しさの前で 私ははらはら "逢ひ見ずは 恋しきこともなからまし" 木々の密語(さざめき)から 手繰る様に 君の声を探して 簡単には 「Life Goes On…」って言えなくて 宛てもなく歩く街並みで 遠くに鳴り響くエチュード テールランプは遠くに霞んで 頬かすめて散りゆく花びら