変わって行く憂鬱な背景を 映すことは無い ドナウの風をうけ アルベルトはこう言った あえて厳しい言葉を選んだのだろう 『人は生まれながら、 孤独なのだ』と 疑似幸福論の断片じゃ 隠しきれぬ程の 毒的依存症漂う 夜が明け目が覚めた 真実と道義 それを唱えれば すぐ消されるんだろ 何も聞かされず そう聞かされず 気持ち焦って 泣きわめいたって 救われないんだよ 地獄も天国も 本当はこの世にあるんだろ 今の自分が幸か不幸かなんて そんなことは 自分で決めろってことだろ 変わっていくことに対して 恐れは無いけど 最近性に合わぬ 外野に振り回されて もしもの時はここに戻ろう いつもと同じ 何も変わらずに 仲間同士で笑って歌って 過ごせる今を 気絶しそうな程に愛してるんだよ 他人にしちゃ価値が無くたって 誇れるものが 自分を唯一撃破できる Precious One 開き直って 快楽に 消えて行ったとしても 水を得た魚が食に飢えてるよ 手にある幸せに気づけない 悲しい生き様を 映し出していくのか 至って 駄目になっていく こんな世界でも 恥ずかしげも無く 愛を歌ってやろう 世界にしちゃ価値が無くたって 誇れるものが 自分を唯一撃破できる Precious One