淡々と過ぎる日々に ランタンの明かりをつけて 静けさを切り取った ような後ろめたさは 日常が孤独を纏うように フェンス越しに広がる ざわめきの兆し まだ外は暗いから 会話の中伝わる 確かな夜の響き 思いがけないことが起こるような 手のひらから溢れる 煌めきの欠片 辺りを彩ってゆく 淡々と過ぎる日々に ランタンの明かりをつけて まともな視界を広げ このまま進んだら いずれ魔法にかけられて 二人は 静寂と共に溶け合う 君との散歩の途中 片耳のイヤホンに 全てが詰まっているような気がした ちっぽけな公園や 無駄に長い階段も あの眺めに続く通り道 不確かな毎日に 釘を刺す それは好都合 気分転換に少しでもなるなら 悪くないな ふとした瞬間に気づく 昨日までの淡い期待に 淡々と過ぎる日々に ランタンの明かりをつけて まともな視界を広げ このまま進んだら いずれ魔法にかけられて 二人は 静寂と共に溶け合う 淡々と過ぎる日々に ランタンの明かりをつけて 淡々と過ぎる日々に ランタンの明かりをつけて 淡々と過ぎる日々に ランタンの明かりをつけて