今頃故郷の村にも灯りが やさしく点るだろ あなたは子供を あやしているよな気がするよ あの子が今では 一人の母親なんて おかしい気がする けれどもほんとのことさ 夏には小川であの子と遊んだ 裸でふざけたよ 秋には栗の実拾いに行ったよ裏山へ 冬には雪ゾリ 二人で乗ったよいつも 春には花びら集めて ママゴトをしたよ そうして月日は愉しくながれて 大人になったのさ あなたのところへ お嫁に行くのと言っていた 可愛い言葉も今では遠くになった 幼い月日は二度とは戻っては来ない こうして誰でも 一つの人生 この世にきざむのさ 涙と歓び心にひめながら La la la…