ru 黒い鬣を靡かせ 夜は静かに翼開く ru 青い月が見守るのは 別れを嘆く娘の唄 宝物を探し求め 若い瞳は旅に出る 目指す場所は 遥か遠く輝いている 砂漠の果てにそびえ立つ 黄金の城 まだ見ぬ世界へ 燃え立つ希望の灯 <♪> ru 燃える陽射しに溶けながら 爛れた足で歩き続けた ru 凍る闇を潜りながら 幾千日を歩き続けた 永く続く旅路の中 錆びた瞳と痩せた胸 全てを捨ててまで目指した 「楽園」 それは砂の海に浮かんだ 蜃気楼 乾いた手の平 擦り抜ける 幻 <♪> ru 黒い鬣を靡かせ 夜は静かに翼開く ru 青い月が見守るのは 別れを嘆く娘の唄