何をもとめて、頬を濡らす時雨 理解などされず 血の滲んだ手のひらで 握りしめる夢は 涙流して、声を押し殺した 悔しさ溢れた 胸を焦がすよな夜も 死にたくなる朝も 夜の闇へ堕ちていく 月明かりもなく なにを謳っても届かない 心擦り切れた 街の片隅うずくまり それでも焦がれて、離せない 何をもとめて、頬を濡らす時雨 理解などされず 血の滲んだ手のひらで 握りしめる夢は 涙流して、声を押し殺した 悔しさ溢れた 胸を焦がすよな夜も 死にたくなる朝も、生きろ 夜の闇をすり抜けて 彷徨い続ける 砕けたカケラをかき集め 心取り戻せ 馬鹿にされた街を捨てて 命を燃やして、歩き出せ 夢を求めて、声を枯らす日々は 理解などされず 新月のような心は、満月を夢見る 涙拭って、怒り押し殺した 悔しさ堪えた 胸をかきむしる夜も 輝きを求めて、走れ、走れ