静かな街 また今日も陽が登る 坂道を降るあの子は急いで 心地良い風 髪をなびかせて すれ違う君 眠気まなこでjob すし詰めの車両で 静かに揺れ動いてる 息を殺して 隠してる本音 おとぎ話 その向こう側にいる 誰しも青い春が続く訳もなくて またどこかで 鳴り響くサイレン 砂埃と煙が混じり合う 小さな瞳は何も知らぬまま 過ごしてる 胸が痛いよ 今にも張り裂けそう いつだって身勝手な いつも通り不平等な クソにまみれた星に 俺らは生まれ落ちて バケツの中に溢れんばかりの 水を抱え綱を渡るような日常 明日が見えなくても 静かな街 また今日も陽が登る 坂道を降るあの子は急いで