触れたら壊れそうな 小さな風が吹き またあなたの事を思い出したよ 無表情な街に 消えてしまいそうで 確かめ合うように手を握ったんだ 時は過ぎてゆく 僕らはここで 震えながら生きてきたんだ たとえ世界が終わると知っても 気づかないふりで 色鮮やかな星の光が降る夜 どんな色に染まったのかな? たった一つも伝えきれないままに 心も灰になるなら 真っ白に生まれ変わるんだ 綺麗な空だった 小さな平和だね それだけを信じていればよかったな あの日の夕暮れは もうどこにもなくて 気づけば僕達は大人になったんだ ただ光を求めていただけなんだ 広い空に憧れていただけなんだ 神様が僕らを作ったのならば この色を何と名付けるだろう? 色鮮やかな街の片隅で僕ら どんな色に染まろうとも たった一つを伝え続けていくよ 心も灰になるまで 真っ白に 真っ白に 生まれ変わるまで