黄色く濁った水のような日 その中で未だ 生まれていない自分 触れる植物 なまぬるく ねばつく体で這い出した芽 一体どんな色の花が だれかの喉を渇かして咲く、 ストップ 衛星たちはすれ違い こころはいつもいつも騒いでいる だから あなたなしでゆくさ 風のなかで きみには見えやしない 夢のなかで しつこく聞かれて教えてしまった お守りの言葉は返らない グンナイ、さようなら そう 思ってたことは いつの日か だれか 毛布をかけてあげること まだ あきらめられないこと あなたなしでゆくさ 風のなかで 光を見つめてた 花のなかで