いまを生きていたいと 思えばおもうほどに苦しくて いつかこの世界が滅びてしまう時が 来たのなら 僕は 夜明けを待たずに死ぬだろう 透明なサイダー 弾ける世界で 踊ってみせるよ 追憶の彼方へ 輝やいていた あの頃の僕が 描いていた未来はずっと先で笑って いる 怖いものなどなかった 小さな背中 君は今僕の 心の隙間を 深く戸惑い 走り抜けていた 失くした欠片が また一つ響いた 透明なサイダー 弾けた光りが 永遠の儚き 孤独の彼方へ 輝いていた あの頃の僕が 色褪せずに 時を越え僕をさらっていく 四畳半 ボロアパートの世界で覗いた狂気 は 太陽のように 満月のように 空のように 海のように 輝くんだ って叫んでいた 僕らはどこで生まれようが 貧乏だろうが イジメられようが 笑われようが それでも生きていくしかないんだ たとえそれが狂気の沙汰だとしても たとえそれが絶望の果てだったとし ても 運命に逆らうことはできないかもし れない 突き抜ける痛みを受け入れられない かもしれない それでもぼくらは今を生きていくし かないんだ