いたみを分け与えてくれ 半分このぼくにくれ きみだけ傷を負わせて 捨てやしない 言葉が空(むな)しいのならば 黙って手を出せばいい 世界に一人ではない それを感じろ 今こそ確かな手応え感じて 傷だらけでも生きられると 信じる時だよ 何かが云いたいのならば 明日(あした)の朝にしてくれ 孤独のかげりなど捨て 笑顔うかべて すべてを見せ合って生きた 短い青春の日々 想えば 友ありてこそ 生きて来られた 何かに頼れば 何かに背(そむ)かれ そんな時でもつまずかずに 心を信じた 時代が駆けぬけて行って 別れが訪れようと たがいに見つめていると 今も思える