猫は心に悪魔を育て うつむいて 歩いてく 街はぼんやりスローモーションで 彼らを傷つける 絡みついた黒い渦に いつも目を閉じてしまう うまくやれてもやれなくても 吐き気がしてきて だから僕は 君だけが 生きる全てだから 笑わせたいよ バカだなって 隣にいてくれよ ずっと 雨が濡らした世界を 傘さして 雨が止めば 手を繋いで 猫は心に悪魔を育て うつむいて歩いてく 街は嘔吐物であふれ 彼は道端で寝る その中で 微かによぎる 変わらない 風の形 あの日 歩いていた あの時の 風の形 だから僕は 君だけが 生きる全てだから 笑わせたいよ バカだなって 隣にいてくれよ ずっと 雨が濡らした世界を 傘さして 雨が止めば 手を繋いで 誰も知らない 人生の終わりが くる時は 君と笑って 僕は死ぬよ 猫の心の悪魔は そうして 目を閉じていった 愛してる何度でも 君に伝えていくよ