はじめて出逢った日 咲いた向日葵(ひまわり)を見つめ 「笑顔が似ているね」と 言われ恋に落ちた 友達に話せない 密やかな二人の時 太陽がまぶしくて 不意に砕け散った さよならのソレイユ もう逢えなくなること きらめきの中で 聞きたくなんてなくて 背中向けた あの最後の夏 ひとり流す涙 君に見せないままで せつない夜 私はいくつ越えただろう? もう悲しみに…帰らない ふたり並んで見た 夜空彩った花火 辛そうな横顔の 想い出が滲んだ 一瞬で消えるような 儚げな愛しさでも 運命と呼べるほど 強い光だった 心のリグレット 叶わずちぎれた夢 君が進んでく その先にある未来 となりにいて見届けたかった どんなに好きだって 選べない明日がある だけどふたり めぐり逢えた熱い季節 私にとって…たからもの 恋しくて苦しくて 何よりも確かだった でもいつか 君以上、誰かを愛するわ その手をほどく時 上手に笑えたかな? 君の瞳(め)の奥に 揺れる夏の向日葵と 私のこと灼(や)きつくくらいに 痛みはルミエール きっと強さに代える 太陽に向かい 咲き出したあの花が 精一杯背伸びするように さよならのソレイユ 秋が近くなる頃 ほんの少し 大人になった微笑みで 私は今日を生きてゆく…