心のインクから しみ出して来た夕焼けの茜色 思い出なぞる度 置き去りのままにした空の色 いつか独り見てた 海の見えるふる里の丘に立ち 遥か沖行く船 旅立ちを決めた日の空の色 あぁ歳を重ね行く度 時の流れは早くなる 帰る度に小さくなってゆく 母の背中よ 幸せは何色 涙はなぜトウメイのままなのか 元気でいるからと 手紙に書く 心のインクで 街を流れる川 海の様に寄せては返さない 夢を語り合った 友達さえここには戻らない あぁ歳を重ね行く度 好きになってく唄もある 酒の酔いがずいぶん早くなった 父の島唄 幸せは何色 涙だけはトウメイのままがいい 元気でいてくれと 手紙に書く 心のインクで 元気でいてくれと 手紙に書く 心のインクで