風の中 耳を澄ます 踏切の 音に あの夏の 思い出はもう 色褪せて 見える 寂寥感と 変わってくまちに 君の残像が 揺れる また会おうねって 指切りしたね それは何かの合図みたいで 僕の記憶の 君の言葉が また蘇えらせるよ あの蒼空と月 君とみたよね 繋いだ その手と手 はなればなれ 最後の約束 儚い願いに目を伏せ いつか出逢えるその時までは 空の下頑張ってみるよ この世界で あの夏の線香花火 ヒラヒラと落ちた 君の笑顔も 君の体温も 氷菓子みたいに溶けた 生きてる意味でさえ 光路に満ちてゆく 大丈夫だよってまた 君の聲が聞こえてきたようで この蒼空と月 君も見てるね 結んだ その手と手 切り離して 最後の言葉は またね つぶやく君に 写った影が みえなくなって ありがとう また会う日まで 夢をみるよ この世界で この夏の 思い出は今 色付いて見えた