今日もいつもの赤バーボンください 小糠雨が降る 港はずれの町 人はどうして切なさつのる度に 過去の隙間から 誰かの名前呼ぶ ウクレレスナック志乃 昭和細工のカウンターで ウクレレつま弾く志乃 汚れちまった悲しみ忘れ 魔性の恋 ママのその愚痴 客のため息になり グラス飲み干せば あの歌が始まる 人はいつでも自分に嘘をついて 夢を求めては 誰かの舞をまう ウクレレスナック志乃 カマカあたりのビンテージで ウクレレつま弾く志乃 想い出捨てた波打ち際で 無償の愛 ああ そのアルペジオはやめてよ ああ あの人思い出すから ウクレレスナック志乃 昭和細工のカウンターで ウクレレつま弾く志乃 汚れちまった悲しみ忘れ 魔性の恋