滲んできた宵闇に 伸びた影は溶けていった 月明かりに照らされる 君に心惹かれてった 紺碧を纏うまま 日々の中から抜け出して この世界は僕のものなんて そんな大層な気分さ 今夜も眠らない まだ君と泳いでいたい チープな日々を塗り変えるような 求め合って溶かし合って 明けない夜を探すんだ 何にも支配されないような世界の中 溺れたってどこにいたって 明けない夜が続けば 何にも支配されぬ2人だけの世界 不安定になる心も 君が溶かして呑み込んでいく 不健全な遊びでも君と僕を 繋いでいるんだ 紺碧と摩天楼 日々の抜け殻蹴飛ばして 退屈な生活に焚べる 求め合って溶かしあって 明けない夜を探すんだ 誰にも理解されないような 世界ならば 溺れたってどこにいたって 明けない夜が続けば 何にも支配されぬ2人だけの世界 淡々と流るる生活を切り貼って ループした虚しさを 埋めようとするほど 爛々と彩っていく君にいつしか 焦がれて夜を待っている 求め合って溶かし合って 明けない夜を探すんだ 何にも支配されないような世界の中 溺れたってどこにいたって 明けない夜が続けば 何にも支配されぬ2人だけの世界 望むのは支配のない2人だけの世界