心が見えて 下らぬ言葉 セリフは消えた 私は死んだ 嘘は残して 人を沸かせて 勇気は消えた 怯えが増えた 希望になれば 輝くようで 誰かは泣いた 私は堕ちた あなたみたいになれたらいいと 私は演じたあなたを演じた 誰かになりたいと思うたびに 心が打ち破れて立てないよ 僕は全てに憧れたまま あなたに恋焦がれて歩けない だから 死にたくなるほど素敵で 生きたくなるほど勇敢で 夢見たくなるほど壮観で 足りなくなるほど好きでした 閉じた舞台に 一つの影が 体は震え 足はもつれた 「あなたみたいに なれたらいいな」 セリフじゃない言葉が 空を揺らした 世界がさよならを告げるたびに 心は打ち破れて溢れるよ だけど全てに憧れたまま あなたを胸に秘めて歩けるよ だから 消えたくなるほど壮大で 言えなくなるほど繊細で 見えなくなるほど輝いて 触れたくないほど好きでした 誰かの世界を演じて 誰かの言葉を紡いで 誰かの涙を伝えて