聞こえる いつかの 君の声 サイレンス 吐く息は白く 足早くターミナル 放射状 鮮やかに 僕らのアクセス バスタを背にして 甲州街道を眺め 喧騒の中で 君を探してる 空白を埋めて 乾いた地面に 手をあてて 痛みをとくように触れる 振動微かに 音が走り出し 新しい時 すぐに駆けつける 街のネオンが 2人を包む はじまり告げる 声あつめ 影が動いて 指先 光 ふと振り向いた 聞こえる どこかで 君の声 サイレンス どこまでも続く この道に灯り 交差する想い ひとつひとつ触れ 手のひらに書いた 宛先に送る 消えていきそうで 新たに生まれる 街のネオンが 2人を照らす 淡くなりそう 目に焼き付け 影が動いて 指先 光 ふと振り向いた 描いた線は形を作り 一瞬の中で 輝いて 影をあつめて 地上に光 ふと振り向いた 聞こえる いつかの 君の声 サイレンス 聞こえる 見えない 音が響く そびえ立つビルの 窓に星空 闇をやぶって ガードレールこえ 呼吸を整え 街灯の下で タクシー飛び乗り 君に会いにいく 街のネオンが 2人を照らす はじまり告げる 声あつめ 影が動いて 指先 光 ふと振り向いた 冬の景色が 彩り求め すべての中で 輝いて 影をあつめて 地上に光 ふと振り向いた 聞こえる いつかの 君の声 サイレンス ここに棲む どこかで 生きてる サイレンス