「久しぶり」あわてて駆け込んだ 赤い鼻の君がはにかんだ お互いの事情で奪われた 時間がイルミネーションに消える いつもより高いテンションで 声も上ずってる 君が愛おしく思えて そっと側に抱き寄せた リンリンララ リルリラ ほら時間を止めて 君と僕だけの世界を始めよう リンリンララ リルリラ 扉を開けたら この小さな世界が二人の全て 久しぶり触れ合った手と手 矢継ぎ早に君が喋りだす 君の声もっと聞いていたいんだ 白い息がイルミネーションに消えた 君が時計を見る度に 少し寂しくなる 「今日は大丈夫だよ」って 君の肩を抱き寄せた リンリンララ リルリラ ほら時間を止めて キミトボクだけの世界を始めよう リンリンララ リルリラ 扉を開けたら この小さな世界が二人の全て 気付いたら粉雪が二人を隠すように 降り積もっていくんだ 喧噪を抜け出したら 二人の世界がほらすぐそこ 雪どけはいらないや このまま二人ずっと街を煙に巻いて 溶けてゆく二人だけの小さな世界