真っ青に晴れた 日曜日の午後 遊びに行くから なんてLINEきたけど 散らかってるから 嫌だって言ったのに チューリップ持って押しかけてきた 警戒心がまるで無いの 僕だって男だよ そうさっきからドキドキしてる 君が干してくれた洗濯物 嬉しいけれど恥ずかしくて もうそんなのいいよなんて ちょっとぶっきらぼうに 言ってしまってごめん 初めてなんだ 異性が来るなんて だから朝からずっと 落ち着かなくて かと言って急に 片付けちゃっても 誰か彼女がいるみたいだし ドアを少し開けてるのは 下心はないって 分かって欲しかった小心者 君が畳み始めた洗濯物 こんな時間が続けばいい その周りをウロウロして 手持ち無沙汰のままで なんだか幸せだった 特別なデートするよりも 日常を君と過ごしたいよ 散らかってた僕の部屋が 見違えるように綺麗になって 僕達は次に何しようか? 物干し竿の向こうから 黄昏に染まっていく 今度はいつ来るの?なんて 図々しいかな? 君が干してくれた洗濯物 嬉しいけれど 恥ずかしくて もうそんなのいいよなんて ちょっとぶっきらぼうに 言ってしまったけど 皆に自慢したいよ