鈍くなっていく 渇いたアスファルトの隙間で それが光だと知ることもないままに 呼吸した 狂おしいほどの日常が 静かに遠ざかっていく 空になったこの身体を 捧げてもいいさ どれだけ深く潜ってもまだ遠い 巡る日の夜明け 捨て去った明日を誰かが咎めようと 壊れそうなほどの今を はりぼての愛が ゆっくりと朽ちていくただなか 追憶の海でこだましているノイズが うるさい 加速していく律動は 居るべき場所を教えている 唆す囁きだってもう聞こえない 走りだした思考も空想も泡になって 翳る詩の行方 溢れだした声が誰かを傷つけようと 牙を剥く前に ここで咲いてゆけ
