ふと涙が溢れ出す 今も君を想っているよ どうかしちゃうのは夜のせいか 君のいないこのベッドでひとり もっと素直でいられたらって ポケットに しまいこんだままの言葉も 今なら一口 分け合えたのかな 苦くて溶けない キャンディみたいな君だから きっと忘れられない 甘いだけの 君なら良かったのになんて 明けない夜を過ごすの まだ合鍵は返さないで 君の口からこぼれる 「おはよう」の響きが好きだった どんな愛の言葉よりも 魔法みたいにこの胸を締め付ける もっと特別になりたくって くだらない僕のプライドなんて 捨ててしまえば楽なのに どうして背伸びしちゃうんだろう ありのままの僕で君と 向き合えたのなら 苦くて溶けない キャンディみたいな君と居た 部屋も明け渡せない 「またね」と言えたら 良かったのになんて 戻れない夜を過ごすの まだ合鍵は返さないで 君の香りや癖やキスも こべりついて離れないまま 覚めない夢を僕だけが見ている いつまでも 君を 苦くて溶けない キャンディみたいな君だから きっと忘れられない 甘いだけの日々なら 良かったのになんて 明けない夜を過ごすの まだ合鍵は返さないで まだ合鍵は返さないで