この広い海原でちっぽけな命食って これまた小さく生きている 俺は弱い魚 この水面近くで ちっぽけな群れつくって 周りにつられて生きている 俺は弱い魚 こんな鱗じゃなにも守れやしない 守るべきもんの正体さえも知らない 降り注ぐ光を抱いて 不意に誰かのため楽になれたら しかたないわ、しかたないわ、 しかたないわ しかたないわ、しかたないわ、 しかたないわ あの珊瑚礁でなら 自由に泳げたんだろうか まっすぐしか教えられず 俺は弱い魚 流れに逆らってみれば 少しはひろくなるだろうか そうする理由は知らぬフリ 俺は弱い魚 今日も獲物を探す気もなくて 死んだ目ぇして浮いている 向かうべき場所は 知ってるはずなのに 潮に任せ夢の中へ しかたないわ、しかたないわ、 しかたないわ しかたないわ、しかたないわ、 しかたないわ あいつは誰かに刷り込まれて 何をすべきか焦ってる 釣られたことすら気づかないで この海の外でさばかれる どいつも言葉にたしなまれ 息することすら忘れて泣いて 疲れたことすら気づかないで この海の底に落ちていく しかたないわ、しかたないわ、 しかたないわ しかたないわ、しかたないわ、 しかたないわ