Ah いつのまにか 開いたんだ 静かなまま 戻れない痛みがほら 溢れたなら 歩き出せる時のままで 夢はまだ還らない すべてあの頃のように 悲しみの雨は止まずに こぼれる瞳の奥にまで 胸にうつる あの日の中で 染められた思い 滲んでいく また目を澄ませ いつのまにか 開いたんだ 静かなまま 戻れない痛みがほら 溢れたなら 歩き出せる時のままで 立ち止まってはいれない まわり続くこの時間の中で 誰もが忘れゆくのだろう 微笑見に変わるその日さえ やがて見えるはずと信じて 終わりを待っても訪れない 理由を探す 笑顔がほら こぼれたなら 振り返ることも恐れない あなたをただ 抱きしめたら 歩き出せる いつものように かすかに降り注ぐ 光に闇を求め 遠ざかればまた 言葉を交わすたびに 傷つきゆく 問いかける 笑顔がほら こぼれたなら 振り返ることも恐れない 未来をまた 願ったなら 歩き出せる 時のままで いつのまにか 開いたんだ 静かなまま 戻れない痛みがほら 溢れたなら 歩き出せる いつものように
