君の淹れた 珈琲の香り 今もまだ 夢を運ぶように もしも あの日 手を握れたら 違う道もあったかな 分かってる 合わないね 変わらない朝でも 気づかない 細い糸 手繰り寄せて 君の華奢な背中から 聞こえた ありがとう 今も こだまするように 離れた心に 何叫んでも 縮まらない 僕と君 近くて遠い いつか 笑いあえますように 君の香り 君の温もり 今はもう 寂しい体温 傍にいても 素っ気ない距離 雨音に胸 濡れる 分かってた 合わないね それでも君のこと 不器用な その笑顔 思い出すよ 引き止める言葉 思い付かなくて 僕なりの優しさ だったかな 永遠に続くと 思ってたけど そんな日も 褪せてゆく 思い出として いつか 笑いあえますように 君と歩んだ日々を いつまでも抱えては 今日も歩いてゆく 僕が言えたのは あの言葉だけ 陰に揺れる花 愛を咲かせて 君の華奢な背中から 聞こえた ありがとう 今も こだまするように 離れた心に 何叫んでも 縮まらない 僕と君 近くて遠い いつか 笑いあえますように