ずっと忘れたまんま 遠くの空に 溶けていた日々ならば 怖くはない そう ぼくら それでよかったかな きっと 思える日まで しまいかけた想いだけが 続いてるから 心の隅を濡らしてく 眩しかった日が 切ないけれど この場所を照らす ここに生きているぼくらがいて どこもいない明日を夢見て 手に入れたこと 灯してたこと 色褪せて感じてもいいさ 隔てられたこの街の隅で ぼくを呼ぶ声聞こえなくて 舞い上がる木の葉のように 雨が降り闇が深くたって この風の中で歌おう ずっと残ってるだろうか ぼくらの日々は 水の中 ゆらゆら揺れて 追いかけてたのに 音の隙間を流れて爆ぜる 小さな声 体が少し縮むから ここに生きているぼくらがいて 悲しみを抱いて 明日へと歩く どんなことが起きてもいつか 夜は明けると信じて 甘く切ない痛みとともに 吹き返す風は強くなって いつかきっと 消えてしまうけど 風が吹き 光が射したら 思い出せるように 涙のあとには虹がかかる そう伝えながら ほくらは歩く ずっと前から わかってたのに 儚い時に生きてる 走り抜けたきらめきの中で 困らせたこと愛したこと 巡り逢えた季節がそっと ぼくの中で生きているから この風の中で歌おう