誰もが思う一般的な 幸せに 憧れたことはあんまりなかった 「家庭を持ちたい」とか 「子どもがほしい」とか 思ったことはそんなになかった それでもこうしてギターを弾いて 歌っているという それだけのことがほんとに 幸せだから いわゆるその、 一般的な幸せを 願えなかったとしても そんな自分と私はこのまま 歩いていきたい つまりはそういうことだ どこまで自分を信じられるかだ つまりはそういうことだ 幸せとは何か答え探すより 自分らしく歩いていきたい 上手く生きていきたい、 わけじゃないんだ だけど勝手に決めた何かに縛られて しんどくなってまた 前が滲む そんなとき今だったら 自分の言葉と声で歌っているけれど あの頃は自分の声すら 他人の声みたいに聞こえて 本当にこわかった つまりはそういうことだ 自分の声を覚えていたい つまりはそういうことだ 迷ったときにいつだって 自分の声が聞こえるように どんなときも笑顔のあなたは 眩しいほど素敵だから そんなあなたが 声を出して泣ける場所があること 願うよ 信じること 容易くはない けれどみんなが「らしく」 生きられるように だから私はこうして歌うの 私の声を忘れないように