紅の花の色 咲き匂う頃に 互いの名前も知らずに恋した コバルトの海の色 空の果てまでも 翼を休めるのも忘れていた 消えてゆくよ 密やかに あなたを愛した日も 落ちてゆくよ 柔らかな 誰かのぬくもりに 朝焼けの空の色 いつからか見てた 二人のいた町では もう見えない 流れゆくよ 悲しみに 色を変えた風の音 止まらないよ いつまでも 涙乾く日まで やがて白い翼をたたむその日が 訪れて そして黒い鳥のように はばたき続ける事さえ出来ない <♪> やがて白い翼をたたむその日が 訪れて そして黒い鳥のように 誰かの愛を求めても 二人恋したあの瞬間へ さすらい続ける旅さえむなしい