透明なカタチのないモノ。 知りたかった、「キミのホント。」 夕立ち後ち、茜色差す 情景を溶かした 夜の、風の匂いが ボクの胸に合図した。 今年も透き通るような季節が来る。 ずっと待ってた 「キミを見つけた、夏だ。」 裸足のまま 夢中になって 無邪気なままで目を凝らして ずっとキミだけを探してた。 あの日の夜 夢中だった きっと、キミは真夏のユーレイ 今日も、探して、迷って。 「見えてるようで、 見えなくなる。」 大切なモノだって でもあの日感じた「高鳴り」は ずっと忘れたくないよ 今年も、夏風が檸檬みたいに 沁みわたるのは 「消えちゃうキミのせいだ。」 見上げた夏の大三角 届かないのに手を伸ばして ずっとキミだけを探してた。 あの日の夜 見えそうで 見えなかった想いも全部 今日も、探して、迷って。 夏風が揺らしていった この胸の奥に、 極彩色の花火脈を打つ 嗚呼。 こんな綺麗な夏だから、 震えちゃうほど 「生きている」気がするよ。 「あの日のまま 変わんないで」 とか想うのもキミのせいで、 ずっと言えなかった想いも全部。 あの日の夜 夢中になって 焼き付けてた記憶とYou&Ray 今日も、探して、迷って。 裸足のまま夢中になって 無邪気なままで目を凝らして ずっとキミだけを探してた。 あの日の夜 夢中だった きっと、キミは真夏のユーレイ 今日も、探して、迷って。