タンジェリンを見ていると いつかの自分を思い出すネ タンジェリンはきっと 素晴らしい王様になるヨ でも……タンジェリン自身は どう思っているんだろう…… ワタシちゃんとわかってるネ 兄さまが厳しく接するのは ワタシのため きっと今も ワタシのこと考えてくれてるヨ。 突然王様になれと言われて 戸惑わないはずがない 他に夢見ていた未来が あったかもしれない でもワタシはそれを奪ってしまった ワタシは大好きな仲間と共に 夢を追っているのに ワタシちゃんとわかってるヨ 兄さまは、いつも優しくしてくれた イヤなことがあるといつも 頭をなでてなぐさめてくれた 兄さまだけがワタシのこと 認めてくれた 本当は励ましてあげたい 兄さまのようになりたいんだ 頭をなでてあげたい 大好きな尊敬する兄さまのように でも今のワタシに そんな資格はあるのだろうか…… だからもうワタシは……