暗い水平線に ゆらり揺られて 眼を閉じれば いつかの声が漣に乗って 鼓膜の奥に響く 熱い境界線で 波に流れる星を見て 海は空の裏っ返しだって きみに教えてもらった Sail away Sail away… Sail away into the sky 朝になったら もう行かなくちゃ Sail away Sail away… Sail away into the sky この景色には もう私はいない 青白い水面に映る 夜になびく陰が 心臓をつく 頬を伝う 波紋は宙を昇って 空は私を濡らした Ah 錆びない風が吹いて 海のいのちと同化していく きみの声は ずっと聴こえているから Sail away Sail away… Sail away into the sky 朝になったら もう行かなくちゃ Sail away Sail away… Sail away into the sky この景色には もう私はいない Sail away Sail away…