型に嵌った幸せが なんだかんだ いちばん温かいかもしれないね 何においても 誰かと違って居ようとすることで 僕らは殉職者となる ブルーライトに麻痺した日々と 過剰な優しさに疲れた肌を 風に晒して 少しだけ速度を上げた 退屈が不安を招くよ なんなら少し眠っていいよ 死なない音楽 信じているけど 夢ばかりが燻る こんなオーバードライヴの音に 少し窶れた君が そっとダイヤルを回して 静かに流れ出す ハイウェイラジオ 悪人ばかりが得をする 理不尽な世の中に 金と時間を奪われて それでも僕ら 二人生きていくならこんな想いは 君とは分かち合いたい …大好きな人にだって嘘を吐く 一人になりたい時だってあるだろ う? ノイズのなかに 言葉を探して ねえ 面倒だな、って 口を噤んだの気付いているよ 狭い車内で また秘密を増やした僕たちの 人生は どこまでも別物